じぇるすけ -気が狂ったカオスブログ-

不定期更新で頭のイカれた文章書いてます。

僕が10年以上推しているジャニーズを紹介したい

 

みなさん、ジャニーズで『V6』という名前のグループは知ってますか。

TAKE ME HIGHER』、『WAになっておどろう』、『愛なんだ』、『over』、『Darling』など多数のヒット曲を生み出したグループです。

僕のTwitterのフォロワーさんは10代の方が多いので、V6というグループについてあんまり知らないんじゃないかなと思います。

僕がジャニーズにハマったのもこのグループがキッカケです。

1995年11月1日に8mmCDシングル『MUSIC FOR THE PEOPLE』でデビューし、2021年11月1日、幕張メッセでのラストライブをもってグループが解散し、活動終了しました。

 

 

このグループの特徴は、

ひとつのグループの中に2つのユニットグループがあること。

どういうことかと言うと、V6のメンバーは

坂本昌行(51)、長野博(50)、井ノ原快彦(46)

森田剛(44)、三宅健(43)、岡田准一(42)

この6人なんですが、坂本さんから井ノ原さんまでの年上3人を『20th Century』(通称 トニセン)、森田さんから岡田さんまでの年下3人を『Coming Century』(通称 カミセン)と呼ばれていて、この2ユニットの曲も多数存在しています。

Talk about you

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あなたと

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水曜日

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コンサートも開催されていて、カミセンはアリーナクラスでのライブ、トニセンはホールクラスでのライブであり、それぞれ多彩な演出が成されています。

 

今回はV6の『ライブでの演出』にフォーカスを当ててブログを書いていきます。

V6はほぼ毎年グループでのライブツアーを行い地方をまわってライブをしていたんですが、V6のコンサートやイベント会場として、国立代々木競技場 第一体育館での使用が多かった為、ファンの間では『V6の聖地』と呼ばれています。なお、代々木第一体育館での公演回数は、無観客ライブ公演も含み歴代1位となる102回。

f:id:JELN1NYO_0728:20230404070308j:image

 

また、V6のライブの特徴として、『Vロード』と呼ばれる2階スタンド席専用花道があります。代々木第一体育館の場合、というか全会場そうなんですが、1階スタンド席の後部を潰して2階スタンド席最前席の前に花道を作るというもの。

 

メインステージの横脇から階段が続き花道があるので、V6のライブは『全席神席』と呼ばれています。

ちなみにこれ、歌いながら長い階段を昇り降りしなければいけないので、結構キツいです。メンバーも40代の人がほとんどとなった2017年のツアーからは、2階席専用トロッコが導入されました。

 

さて、ここから演出の話をしていきます。

 

まず、2003年の夏に行われた『代々木第一体育館』を2週間貸し切って行われた大規模ライブ『LOVE&LIFE 〜V6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2003〜』。

ステージ設営にかかったお金は15億円を超えると言われています。ステージ上に滝があったり、ツインステージで月や宇宙をイメージしたステージがありました。

ライブは「V program」と「VV program」と2パターンの公演内容で行われ、最終日公演は「V program」と「VV program」を合わせた「VVV program」として行われました。

ライブ本編、アンコール前の最後の曲で、『羽根』という曲があるのですが、センターステージに雨が降る演出があります。

『え?雨?屋内なのになんで?』と思ったでしょう。

2020年の無観客ライブでも同じ演出がありました。

センターステージがせり上がり、そこに外側を向いて円状に6人が立ち歌っています。

それを囲うようにして、雨が降っているような演出がされているんです。

これ、すごい綺麗でしょ?

実際、このコンサートの演出を担当した方が、第23回日本照明家協会賞にて賞をとっています。ジャニーズのライブでこの賞をとったのはV6が初めてです。

 

次は2015年のライブツアー『V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995〜FOREVER-』での演出です。『SP -Break The Wall-』という曲がセトリにあって、センターステージに6人が集まり歌われた曲なんですが、イントロからレーザーが飛び交います。実際生で見たんですが、衝撃受けました。照明もすごい動きしてるし、レーザーも飛び交うし.......演出担当の人達は神なんですかね?

ちなみにV6のライブでは、あまりにも照明がすごすぎるので、ファンからは『変態照明』という愛称がつけられています。

 

次は2017年のライブツアー『V6 LIVE TOUR 2017 The ONES』での演出。

セットリストに『Answer』という曲があって、メインステージのステージングが目まぐるしく変わっていくんですが、「踊らないV6」がコンセプトなので、MVは9割歌ってる顔が映ってます。歌ってる人がメンバーカラーに染まってて、シャウトしてるV6。すごいグッとくる。

これはとにかく、スクリーンの移動による映像演出と、火花や炎を使った特効がすごかったです。生で見た時語彙力失ったもん。メインステージの火花とか炎の特効の熱気が客席全体に伝わった。

 

演出自体は、メインステージに設営された11枚の可動式スクリーンが、縦横斜め、前後ろに動くのは、生き物のようでした。

そのうちステージ上にある3枚は、スタッフが手動で動かしています。

『Answer』におけるスクリーンは、メインステージを上下に使ってます。

最初の坂本くんのシャウトで登場し、立っているところがどんどん上がっていきます。

ステージングもおもしろくて、V6の立ち位置が階段状になったり、高さを揃え、第4の舞台になったり、スクリーンも動けば、V6のステージングも目まぐるしく変わってました。一番高いところで、多分10m以上あったと思う。

サビになると、バックのプロジェクトマッピングにメンバーの顔、歌ってる姿が映し出されます。

スクリーンが吊るされてて斜めになってるの。おもしろい。

MVでの肝となる映像を使うところもありました。MVの映像とリアルタイムの映像の融合です。複数のスクリーンが世界観を多面的に見せています。 

 

続いて同じく2017年のライブツアーより、『刹那的Night』の演出。

メインステージとセンターステージを使用。

センターステージでは、6人が鳥籠の檻に入る演出がありました。

この曲のMVを見ると分かるのですが、体が割れたりずれたり、ブツブツが浮き出たりするシーンもありまして、見てるとぞわぞわするようなMVです。

https://youtu.be/3Jjcv9icqH8

 

これどういう演出になるんだろう…?と思ってましたが、パフォーマンスを観たときに、「MVでみた印象まんまだ!」と感動しました。ぞわぞわして感動した。

 

MVは鳥は出てくるけど、鳥籠は出てきてないし、モチーフは繋がってないのに、MVの世界観と見たときの印象が同じ演出で面白かったです。

この曲は、華やかというより鮮やかでした。華やかと鮮やかは違うぞ、という明確な違いをちゃんと感じさせる演出がすごい。

 

お次もまた2017年のツアーより、カミセンの『Get Naked』という曲の演出。

メインステージに紗幕がかかり、スクリーンによってステージが赤色に染まります。

ステージの高いところにカミセン3人が現れ、

ねえ どんなに逃げようとしたって 俺からは逃げられやしない

と、三宅さんが歌い始めます。

 

3人は、手持ちのカメラを持ってて、薄い幕に自撮りの映像が映し出されます。

その自撮り映像が、モノクロでノイズが入ってるので、R&Bの曲調と相まって、アングラな世界に引き込みます。

 

アップでかっこいい顔を映し出され、ヒィヒィしているところに

格好いいヤツならいくらでもいる でも俺にメロメロなんでしょ?

と、健くんに言われたときの気持ちを、100字で答えよ。

 

 

 

 

 

 

この曲の間奏では、カミセンがステージ上に寝転がってダンスをします。

たぶんベッドシーンをダンスで表現してるんだと思う。

たぶんじゃなかった。ベッドシーンだった。

 

f:id:JELN1NYO_0728:20230404105336j:image

もうタイトルの時点でモザイク必須案件。

でももっとヤバいのがサビの歌詞なんですけど、

If you get naked, get naked
if you get naked, get naked in my bed

Let's get crazy, get crazy
make you get crazy, get crazy in my bed

Just get naked in my bed
Let's get crazy in my bed

 

これを軽〜く和訳すると、

『俺のベッドで裸になったら一緒におかしくなろう お前を俺のベッドの中で』

 

ってなるんですよね。

ごめんなさい深く頭を下げさせてください、これはもう当時小学5年生の俺が見に行くもんじゃなかったわ、ゴリゴリのR18だった。

普通に売り場に置いとくべきものじゃないレベルで大人のエロ感満載の歌詞と演出だった。

見たらわかるエロいやつやん。心に宮川大輔が憑依しちゃったじゃねぇか。

こんなに歌詞とか動きがエロい曲とライブ演出初めて見たよ。世界観が一気に変わって、横浜アリーナで見て聴く音楽界のFANZAになった。

謝罪します()

 

ソファ使うとか、脱ぐとか、腰振るとか、エロい演出って過去にもいろいろあったと思うんですけど。そのどれでもなく、

それぞれが生で自撮りした映像が、舞台上の幕に映し出され、

その幕の向こうで本人たちが横たわったり床に寝そべったりしている。

最後には幕がとれて本人たちが露わになり腰を動かしはじめる。

 

というとんっっっっっでもない演出だったという。

最初自撮りしてる「フリ」で、事前に収録した映像が流れてるだけかな?と思ったら全然そんなことなくて。その日、その瞬間、思い思いにそれぞれがカメラを女性に見立てて、自分の横に寝かせてみたりしてて.............。

マジでR18すぎた。マジでヤバすぎた。

V6のライブの中で1番エロかった。

 

もう.............

今までV6のツアー5回ぐらい参戦してきましたが、どのライブもかっこいい演出、印象に残る演出が満載で、とにかくずっと楽しかったです。26年間という四半世紀の間、メンバー6人誰一人として変動なく走り続けてきたこと、『この6人じゃなければV6じゃない』という意思が全員にあったこと、ライブ終わりに銀テが取れなかったファンのために出入口の通路の柵に銀テがかけられているということがV6のファンでは当たり前であること、ほんとにメンバーもファンも神。

26年間お疲れ様でした。これからも個々で活躍するメンバーを応援していきます。