SixTONESのABAREROダイジェストを見たか。見てないのなら今すぐ見て欲しい。
相変わらず、誰もが通る道を通らず、魔球を打つSixTONES。もう最高すぎた。
推し曲を言おう、通常盤限定収録『PARODY』が俺の推し曲だ。なんだあのかっこいいメロディーは、なんだあのカッコよすぎる声は。
ホームページでPARODYの説明には、『ボカロ系ロックチューン』と書いてあり、まるでニコニコの全盛期みたいだったぞ。
『2010年頃のニコニコ動画で大流行した曲調』そのものすぎた。
ボカロって「人間の心を宿した機械の歌姫が人間と機械の境界を行き来する様を歌った楽曲」が割とあって、アイドルがボカロ系統の楽曲を歌うことの親和性の高さってボカロのそういう性質に起因するとこもあるよなと思うと……
例えばSixTONESの1枚目アルバム『1ST』収録曲「うやむや」の「抽象的でもどうぞ 愛され上手に憂さ晴らし 検索するほど綻びます ズルズルブルブル蟻地獄」も、5枚目シングル『マスカラ』、2枚目アルバム『CITY』収録曲の「フィギュア」の「ショーウィンドウに並ぶ僕ら 代替不可であれよフィギュア」も、9枚目シングル『ABARERO』収録曲の「PARODY」の「踊り踊る僕らにもいつかこの絵の価値を知るのかな 生きづらいな 息辛いな」も全部〝そう〟。
ホワイトデーに変わり、ふとSixTONESのホームページを見たら「OKAESHI」って書いてあって、ABAREROカップリング解禁との情報を仕入れた。もう全俺が緊急速報ニュース出した。全部の番組一旦停止してダイジェスト解禁の臨時ニュース番組に切り替わった。
夜10時になっていよいよ解禁。SixTONESのYouTubeチャンネルを開いて全力待機。通知が来ていざ視聴開始。
もう耳が喜んでた。俺の音楽好きの気持ちがさらにグンとアップした。
「彗星の空」でNEW WORLDのライブ映像流すのマジで頭狂ってる、涙腺崩壊しただろどうしてくれんだ。
イントロからもう感動的すぎて泣いた。
サビの歌詞も感動的すぎる。
彗星の空 願ったものは
最後の夢が続きますように
間違いなどない
あの星の行く先
辿る軌跡が僕らを繋げた
不確定不安定の中 出会えた
偶然 必然 どっちでもいいんだ実際
デビューした時に「夢の先目指せ」「僕らだけの大きな夢 叶えてみせよう」「叶わない夢など俺らにはない」と「夢を叶えること」を力強く歌っていたSixTONESの6人は、デビューから3年の月日が経ち、初ドームのこのタイミングで「最後の夢が続きますように」と「夢が続くこと」を願って歌っている。
NEW WORLD「夢の先目指せ We got a stone」
光る、兆し「果てしないこの道の先へと突き進め」
彗星の空「間違いなどないあの星の行く先」
↑今まで歩んできた道に”間違いなどない”と思える景色をドームで見れる。
それを俺たちはペンライトとうちわを持って、メンバーに想いを精一杯届ける。
そして絶対この曲ライブのラストで歌うだろ、ドームで大号泣するぞ。
『Hello』に関しては、マジでぶっ刺さった。
解禁前にメンバーが、『lemonade』や『Call me』が好きな人にはぶっ刺さると言っていた。
その通りすぎた。ノスタルジックな音とデジタルなフィルターのかかった声が最高にマッチしてた。
ホームページの説明でも、"未来への願いを込めてHelloと呼びかける祈りの歌"って書いてある。もう最高すぎる。
『Drive』に関しては、すごく爽やかで明るいポップな曲。自然と気分が上がり、気づけば曲調にノッてる感じ。この曲を聴くなら、昼に車を運転する時とかにピッタリ。
あと、曲タイトルとはそれるけど、散歩してる時とか、帰り道にもぴったりだと思う。
ダイジェストで聴いた感想としては、ひとつひとつの音が活きていて、聴き心地がとても良い。ご機嫌な曲調で、低音のDrive♪と綺麗な高音の往復がクセになる。
『Good Luck!』と『ふたり』のリミックスバージョンは、またこのふたつの曲に新たな息が吹き込まれている。
Good Luck! は、オリジナルバージョンよりも落ち着いててリラックスしている。
ふたり は、オリジナルバージョンよりも切なさが増してる感じがある。たぶん、曲の途中にたまに聞こえる不協和音がそれを引き出しているのかもしれない。
これだけいい曲が入ってて、通常盤は1100円。こんなに安くていいのか?SixTONES。
ABAREROのInstrumentalも含めて6曲も収録されてる。そしてここまでの神曲が収録されているのに、お手頃価格でCDショップで販売される。SixTONESとSONYは神なのかもしれない。いや、神だ。
ABARERO、Hello、彗星の空、PARODY、Driveという布陣「自分で曲を書かないアイドルだからこそ色んなタイプの音楽に挑戦できる」を体現していて、どんな音楽もモノにして上質に仕上げてくる SixTONES を再認識できる作品。
僕は既に3形態予約してある。みなさんもぜひ、1形態だけでもCDショップで買ってみることをおすすめする。