じぇるすけ -気が狂ったカオスブログ-

不定期更新で頭のイカれた文章書いてます。

SixTONES『こっから』、ミニベストアルバム級のシングルだった。

このブログを読んでいるそこの君、SixTONESの10枚目シングル『こっから』はもう買ったか。

買ってないのならCDショップに行って買ってきなさい、このまま何十年先とSixTONESの曲を聴かずに生涯を終えようものなんて人生9割損してるぞ。

 

今回も、前作『ABARERO』同様、シングルなはずなのにアルバムみたいな感じになってます。いろんなジャンルの曲が詰め込まれてるので、聴いてて楽しいんですよね。

今回も『ABARERO』同様、聴いた感想をここに綴っていこうと思います。

 

こっから

軽くまとめると『人人人』の進化バージョン。

人人人と比べると、マイクリレーであったりラップがあるところは一緒だけど、歌詞の雰囲気やテーマは違っていて、『人人人』は「とにかく楽しもうぜ!」、『こっから』は「まだまだ諦めるんじゃねぇ、大事なのはこっからだろ」という気持ちが込められていて、曲の雰囲気は似ていようと、そこの区別がしっかりしている。歌詞にも『ピポピーポピーポー(人人人)』って入っていたり、スムーズに進んでいく心地良さが人人人の雰囲気を感じさせてくる。

 

メロディーや曲の雰囲気から明らかに感じとれる『悲壮感』というテーマが、SixTONESにはあまりないスタイルで新鮮な気持ちだった。

それぞれのソロパートがしっかり際立って聞こえてくるのが特に最高。SixTONESって歌がバツグンに上手いので、こういうところかなりポイント高いです。

喪失感や孤独を感じさせるような曲調と、少し激しめながらも切なさを感じさせてくるあたり、もうこれは軽いテロ。

あとサビ後の田中樹の『I miss you...』ってとこ、イヤホンつけて聴いたら耳どころか全神経が溶け始めてなにも手につかなくなった。あれはずるすぎるって!!!!!!!!

樹の囁きパート全部好き。あとその後に荒れたように鳴り響くギター、ジェシーの力強い歌声、全員の歌声が集まりパワーを感じる。ここまで流れが完璧な曲ってあったっけ……

 

ライブでこれがセトリ入りしたらしゃがんで頭を抱えて少し悲しげな表情をしながら歌ったりするのかな。セトリ入り楽しみです(まだ次のツアーも発表されてねぇのに気が早すぎんだわ)

 

Medley from「慣声の法則」 at 横浜アリーナ(S.I.X~Special Order~フィギュア~RAM-PAM-PAM~WHIP THAT~Outrageous)

ライブのメドレーを音源化するとかマジ狂ってるよね。

しかも音源化するだけじゃなくライブ映像まで収録してくるのマジでどうなってんすか、これ1760円で手にとっていいの?SixTONESのライブチケットと同じくらいの値段、ぜんぜん取っていいと思いますけど()

ドーム公演に参戦したからこそ、このメドレーのヤバさが伝わってくる。曲のつなぎのこだわりや、ライブ特有のメンバーの煽り、声出しが解禁されたことによるファンたちの歓声、ライブを盛り上げていこうという一体感を感じられる。SixTONESのこと、SixTONESの曲を1曲も知らなかったとしても、誰でも盛り上がれるメドレーになっていた。これはもう永遠リピ確定。

あとひとつ頭がバグったのは、樹のフィギュアのラップパートのところで脳がとろけてもう何も考えられなくなった、誰か病院連れてってくれ。

7枚目シングル『わたし』のときにもライブの時のを音源化して『WHIP THAT』『Everlasting』『Good Times』の3曲を収録してくれてたんですけど、僕的に「SixTONESのライブ音源のCD音源化」は心の底から最強だと思ってて。今回も期待を裏切らない、『The SixTONES』を表してくれている。

 

FIREWORKS

ジャニーズにはなかなかない『ラテン系アッパーチューン』曲。

夏の訪れを感じさせ、夏の暑さやワイルドな雰囲気を感じさせる。花火を打ち上げ盛り上がる夏をテーマに、ワイルドに、そしてセクシーな曲に仕上がっていて最高。

メロディーもジャニーズの曲にはなかなかないものだし、イントロからもうどタイプ。これだからSixTONESの夏曲にハズレはないってことなのよ。去年の『PARTY PEOPLE』も盛り上がれる夏の王道曲って感じしてたでしょ?今回もそう。あとこの前のPLAYLISTで突然歌ってきたの反則だよなアレ、ほんとこの人達いきなりなにし出すかわからんから油断ならんのよ。

 

Tu-tu-lu

今回のシングルでのチル、おしゃれ枠。『FIREWORKS』や『Medley from「慣声の法則」 at 横浜アリーナ』などの盛り上がれる曲がある中で、1人でまったりと落ち着き、自分だけの時間に浸れる1曲。オシャレな曲調にもしっかりマッチする田中樹のラップ、ジェシー京本大我の美声がサビで無双してくるのが特徴的で、とことん耳を幸せにしてくれる曲。こんなの聴いたら全員耳とろけちゃうに決まってますよ。眠くない時にこれ聴いても秒で寝れる自信ある。オシャレな雰囲気を感じられる圧倒的な幸せが身を包んで3秒で寝れるレベルでした。

 

ABARERO -Dark Electro Rock Remix-

ダイジェストの時から異様な雰囲気が漂ってたんですけど、なにこのバケモン。『Tu-tu-lu』で気持ちよく寝てたのにいきなり耳元に大音量でエレキギターかき鳴らされて叩き起された気分。なんですか?ドッキリGPの企画ですか?寝起きドッキリの域を完全に超えてますよ?寝室でいきなりエレキギターのロックライブ始めるのやめてもらっていいですか?聴く度寿命1年半縮む。

最初からエレキギターの重低音がジェシーと重なり合うのがもう最高すぎる。オリジナルバージョンをはるかに超えた暴れ具合とロック感で自分の中に閉じ込められていた激しく熱い『叫び』が一気に開放されて体の底から熱さを感じる。前作シングル『ABARERO』がリリースされてオリジナルバージョンを聴いた時に、「次のシングルではこれをどうアレンジしてくるのか」というのがとっても楽しみだったんですが、『こうなるんじゃないか』という自分の頭の中での想像を遥かに超え、さらにABAREROを進化させ、モンスターたちの叫びを強調し、より暴れられるアレンジにしていこうというSixTONESSONYの本気度を感じ、度肝を抜かれた。SixTONESSONYのタッグってガチで最強なんだと改めて実感した1曲でした。『ABARERO』とエレキギターを組み合わせると最強、ここテストに出るからちゃんとメモしておくようにね。

 

 

僕がSixTONESを推し始めてから出てきたシングルの中で、最も収録曲に盛り上がれるSixTONESらしい楽曲が多く含まれているシングルになっていて、『10枚目のシングル』ということもあってか、「まだまだSixTONESはこっから」という心を感じさせるような1枚になっている。ぜひそこの君もSixTONESの『こっから』を手にしてみてほしい。

 

こっから | SixTONES(ストーンズ) Official web site